【2020年に転職】スタートアップ企業に転職する「メリット・デメリット」をご紹介

仕事について

 

みなさんこんにちは!

 

今日は、スタートアップ企業について僕の肌感覚を書いていきたいと思います。

 

僕は大手旅行会社に12年勤め、今は中国インバウンドプロモーション事業に転職しました。

社員は僕を含めて6名同時採用。社長含めて7名の少人数の会社です。

 

元々会社自体は5年前に創業していますが、僕たちはスタートアップとして採用されています。

「スタートアップ企業って激務っていうイメージがある」「ブラックなのでは」と感じている方も多いのではないでしょうか。

答えとしては「半分事実」です。

 

あくまで企業によって毛色は変わると思いますが一例として「僕が転職して感じたこと」を書いていきます。

もし今、転職しようと悩んでいる方に参考になれば幸いです。

 

「スタートアップ」と「ベンチャー企業」の違い

まず自分のためにもスタートアップとベンチャーの意味の違いを改めて認識したいと思います。

 

「スタートアップ」について

日本では、「起業」や「創業して間もない会社」というイメージがありますが、IT企業・スタートアップの聖地「 シリコンバレー」で見られるように、

主に「新しい市場やビジネスモデルに挑戦し、大きな成長を継続できる企業」のことを指すようです。

 

※ちなみに「アメリカ・シリコンバレーがITの中心地」と言われる理由は、世界でも代表的なIT企業がシリコンバレーに多く、例えばシリコンバレー出身のIT企業として「Apple」があり、その他にも「GAFA」のGAF(Google,amazon,Facebook)の本社、本拠地はシリコンバレーにあります。

Photo by Hardik Pandya on Unsplash

 

僕が転職した企業では、すでに一定の顧客もいて、主となるビジネスモデルは確立されていました。そこで新たに新規事業を立ち上げるにあたり我々が採用された、という流れです。

まさにスタートアップ企業に転職したと言えます。

「ベンチャー企業」について

ベンチャーという言葉自体日本人が作った和製英語であり、海外では通用しないようです。

英語で”Venture”とはVenture Capitalなど投資をする企業や人を指します。

色々調べてみると、日本でのベンチャーという言葉に明確な定義がないような気がします。

 

僕の解釈として「ビジネスモデル」で理解しました。

「スタートアップ」…今までにないイノベーションをもって新しいビジネスモデルを構築

「ベンチャー企業」…既存のビジネスモデルを工夫によって収益性を高める、もしくは人員や予算を拡大し、売上を増大する。

違っていたら教えてください。

 

 スタートアップ企業のメリット

 

さて、本題です。

まだ転職して半年ではありますが、スタートアップ企業に転職して良かったと思う点をご紹介します。

何でも自分たちで決められる

メリットとしてこれが最も大きいと思います。

例として労務管理をあげますが、フレックスにするか、通常出社にするか、今のコロナ渦に合わせて在宅にするか、全て話し合いで決定します。

 

僕たちが決めたのは、目標に向かってやることをやっていれば、勤務形態は自由。

自由は言いすぎかもしれませんが、皆中途でそれなりに組織の一員として働いてきているので、ある程度均等は保たれます。

例えば、前日飲みすぎて眠かったり、体調が悪かったりした場合でも企業の中には基本的には会社にいないとダメ。席にいないと基本的にダメという会社も多いと思います。

 

僕の前職はそうでした。

席にいないことが悪。長いこと席を外すと「どこほっつき歩いてんだ」と先輩に怒られます。

 

でも今では、睡眠不足の日は軽くカフェに行って仮眠をとります。

少し仮眠するだけで、その後の仕事ははかどります。

むしろこうした方が効率的なのは間違ありません。

 

コアタイムも設けていません。まさにフレキシブル。

 

あと、冒頭に「ブラックかどうかは半分事実」と書きましたが、その理由は少人数にあります。

勤務形態を自分たちで決められ、フレキシブルに働ける一方、仕事の内容によっては夜中まで…なんて日もあります。これはスタートアップでなくても一緒ですよね。

 

オンオフを自分で調整できる。これもメリットに入ると思います。

 

必然的に成長していく環境

Ronald CarreñoによるPixabayからの画像

 

大企業の場合は、チームで働いたり、そこまで異動の機会がなかったりすると、いつものルーティンで仕事をこなし、何か大きな仕事を任される機会はそう多くないのではないでしょうか。

しかしスタートアップ企業では、少人数ということもあり、毎日大きな案件が舞い込んできます。

自分がやらなきゃプロジェクトが進まない。

承認欲求どころではありません。

 

僕の場合、役割による分業制はあっても、ほぼ全てのプロジェクトに関与しています。

そうすると自分の今まで培ってきた業務ではない分野も学ぶことができ、自分の成長につながります。

必然的に成長していく環境にあるのです。

 

社長との距離が近い

人数が少ないことで社長とも毎日のように意見を交わします。

大企業で社長の近くにいる社員や役員以外の社員ではありえないことですよね。

 

自分が会社の一員であって、自分の判断が会社の方向性を良くも悪くも変えていける環境にあることも自己成長につながる環境であると思います。

 

スピード感あふれる環境

前述の社長との距離が近いこともあり、社長を混ぜた社員同士でのブレストは頻繁に行われます。

そこで決まったことはすぐ着手。

 

新たな事業を軌道に乗せるためにはスピードが要求されることは言うまでもありません。

フレキシブルな働きが認められていても、そこで自分がどう効率的に動くかが意識の念頭にあります。

これも成長につながる環境といえます。

 

やりがいを感じられる

最終的にはやりがいを感じられるかどうか、やっぱりこれが働く上で一番重要だと思います。

今までに挙げたメリットをやりがいと感じられるかどうかが肝心です。

「自分は特にそういう働き方をしたくない」という方はまた違う価値観が求められる会社もあるでしょう。でも、スタートアップには「自分が求められる」環境が間違いなくあると思います。

 

スタートアップ企業のデメリット

今のところ僕はデメリットを感じていません。

これからどうなるかは分かりませんが、これは大企業でも一緒だと思います。

デメリットの可能性があると言われていることに対して実際に今僕が感じていることを書いていきます。

 

福利厚生が不安定

福利厚生については、まだ新規事業が軌道に乗るかどうかが分からない状況によって給与面に影響が出てくる可能性があるというものです。

ですが、これについては転職する時の契約さえしっかりしておけば、問題はありません。

これから先僕もどうなるか分かりませんが、会社の経営がどうなるかは自分の頑張り次第です。

インセンティブが仮になかったら進言する。これも自分次第です。

 

福利厚生についてよく書かれている記事を見ますが、デメリットというか、自分自身で変えられる土台があることはむしろメリットではないかと感じます。

 

ハードワークの可能性

メリットにも書きましたが、スピード感を持っていくつもの分野の違うプロジェクトに入ることで、初めは勉強しながら進めていくとやはり時間はかかります。

ですが、ハードワークにするのも自分次第。

効率を高めていけば、デメリットにはなりません。

 

検索してみると「スタートアップ企業ではライフワークバランスは期待できない」とありますが、体を壊しては元も子もありません。

業務の進め方までコントロールするよう、場合によっては進言していくのも自分次第です。

 

転職やキャリアチェンジがしにくい

確かに新規事業立ち上げで成果を出すには時間がかかると思います。

仮に大きなプロジェクトを成功させても、一つの案件では評価には足りないでしょう。

やはり会社にとって一定期間継続性のある成功を残さないとなかなか転職には難しいのは確かだと思います。

 

一方で、多くのビジネスパートナーと知り合えるのはメリットです。

社長、役員クラス、それ以上の方と知り合える機会が増えます。

 

職種によってはグローバルに知り合えることで世界が広がります。

こうした環境で、自分の活路を見出せれば、転職に繋がる可能性は十分にあると考えます。

 

最後に

全てのスタートアップ企業が僕の今いるような環境だとは思いませんが、転職において「もしかしてブラックなのでは…」という不安も、面接を通して面接官に近づき、社内の様子を感じ取る必要があります。

また、本当か嘘かは分かりませんが、ネットで調べると口コミ情報サイトもあります。

こうした情報を活用するのも非常に大事なプロセスだと思います。

 

リスクがないわけないです。

転職する時点でスタートアップでなくてもリスクはあります。

偉そうに書きましたが、自分もどうなるか分かりませんけどね!

人数が少ない会社やスタートアップ企業に転職を考えていて、迷っている方にとって一意見として参考になったら幸いです。

それではまた!

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この記事を書いた人
さたま

ズボラでポンコツ気質だがツッコミ気質
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