みなさんこんにちは
僕は12年勤めた旅行会社から二度の転職を経て、今はIT企業に転職して余裕ができ副業に勤しむ日々を送っています。
今日は今、旅行業界に在籍されて転職したいけど
「旅行しかスキルない…」と諦めてしまう方に向けて僕の経験レポートを書いていきたいと思います。
少しでも参考になれば幸いです。
先に結論から
僕が今いる会社はフィンテック企業で、自治体が実施する商品券事業に決済システムを導入してもらったり、自社開発のサービスの導入を拡販するなど、事業推進に所属しています。
もちろん全て未経験。
僕が今のIT企業に転職できた理由は、営業先がまさかの元いた旅行会社だったという理由からでした。
旅行会社はコロナで本業である旅行ができず、そうした商品券事業の事務局やワクチン摂取の事務局を運営する事業に参画するよう努めているようです。
こうした奇跡によって僕はIT企業に転職することができたのです。
恐らくその他の理由はなく、スキル、経験が特別評価されたわけではなく、完全にポテンシャル採用でした。
でも自分なりに自己分析を重ね、掴んだ異業界の転職。
ステップを書いていきます。
ステップ① 旅行会社での経験を洗い出し
僕の旅行会社での業務内容は基本的に旅行企画、手配でした。
立場は予算執行責任者ではありましたが主な業務は旅行企画だったと言えます。
転職活動を始めるにあたって旅行企画を軸に武器になるものを洗い出しました。
上記の経験からそれぞれ自分が経験したエピソードをまとめてそう話すかを検討していきました。
どのスキルも歯が立たず…
転職エージェントと相談を重ね、少しでも条件とスキルがかする案件は片っ端から申し込みをしていきました。
しかし全て書類で落とされる毎日。
半年間、合計でおよそ300は書類で落とされたと思います。
マーケティングや予算管理、マネジメント、WEB販売など、あくまで旅行企画のためのプロセスなのでどれも専門性がなく、それぞれの分野での即戦力にはならないということ。
なので、ずっと旅行企画しかしてないと結局色々な経験をしてきてもどれも使い物にならないという結果になるのです。
やっぱり年齢が重要
当時35歳。
どの企業も「即戦力」として見做すので、いくらマーケティングやマネジメント、WEBに携わっていても専門性に欠け、落とされるのです。
ですのでこれが40代だと専門性はマストになってくると思われます。
僕は自分自身の一番の武器をポテンシャル以外で見つけなければずっと転職できないと思い、一旦転職活動をストップして、自己分析に努めました。
ステップ② 改めて冷静に自己分析
自己分析について転職エージェントに相談するのも良しです。
ですが、自分のことは最終的に自分でしか決められません。
それには他人のアドバイスはもちろん活かすことができますが、自分で発見しない限り、本当の答えを導き出せないと考えました。
そしてまずやってみたのが市場価値診断。
自分の市場価値、方向性を調査できるツールは多く存在します。
パソナ、dodaなどの名前をよく聞く転職エージェントもそうしたツールを提供しています。
いくつか試した中でも特におすすめだったのがこちらでした。
「日本の人事部 HRアワード2019
プロフェッショナル人材採用・雇用部門」の最優秀賞を受賞したミイダス
このミイダスの市場価値診断は、よくある年収診断だけではなく、会員登録が必要となりますが、コンピテンシー診断として自分の強みと弱みを知ることができます。
まさに僕が知りたかった機能が備わっていました。
また、市場価値診断だけではなく、求人応募もできますし、ビズリーチのように企業からの面接確約オファーも届く機能もあり、かなり使い勝手が良かったです。
こちらでまず自分の市場価値診断で自分の強みの把握、業界の方向性、業種の見極めをお勧めします。
ステップ③ 市場診断結果をエージェントにぶつける
自分の強み、業界の方向性がある程度固まったら改めて転職エージェントにぶつけました。
転職エージェントは結局巡り合ったアドバイザーの人との相性だと思いますが、それでも求人紹介閲覧、応募の使い勝手、人柄などトータルで良かったのはこちらでした。
さすが大手といった感じです。
アドバイザーの方も仕事ではありますが、仮に選考が良いところまで行ったのに断っても印象が良かったのがdodaでした。
何でも相談でき、会社に交渉もしっかりしてくれました。
結果、dodaで今の会社に転職を決めることができました。
結局は人ではありますが、dodaは個人的におすすめです。
まとめ
転職する上で自己分析はやっぱり重要でした。
特に異業界に転職を検討している人は必須です。
40代でも強みや進むべき方向性が見極められれば旅行しかスキルがなくても転職は可能です。
あとはポテンシャルで勝負です。
ちゅん
コメント