転職の決め手はビズリーチ!30代、旅行会社からの異業種への転職体験談

仕事について

みなさんこんにちは!

今日は僕が経験した転職活動についてご紹介します。

僕は現在34歳。新卒で旅行会社に入社して約12年勤めました。

今年、旅行会社からインバウンド事業に転職し、コロナ収束後には中国、上海に赴任予定です。

旅行会社を退職するに至った理由についてはこちらの記事をご覧ください!

12年勤めた旅行会社から転職を決意した理由
皆さんこんにちは 今日は『旅行会社を退職した理由』について書いていきます。 僕は大学卒業後、新卒から約12年旅行会社で勤務していました。 社名は伏せますがどちらかといえば、大手の部類に入るかと思います。 ...

 

やりたいことがない

Katia StukotaによるPixabayからの画像

転職活動を始めるにあたって、当時の僕は「何がしたいのか」「どんな仕事をしたいのか」全くビジョンがありませんでした。

かなり致命的です。

「やりたいことがない」。これが転職活動で躓いた一番の要因だったと感じています。

旅行業から異業種への挑戦

「やりたいことがない」という問題を保留にして、僕は転職活動を始めました。

上記リンクの別の記事「12年勤めた旅行会社から転職を決意した理由」にも書きましたが、

「旅行業には転職したくない」という思いだけは硬かったです。

とはいえ「やりたいことがない」。

 

大した根拠もなく、浅はかな気持ちで

「これからはITだ」ということでIT関連の企業を片っ端から受けていました。

 

旅行業から異業種への転職は難しい

改めて、あくまで僕の意見です。

IT関連といっても職種は様々。

例えば企業が持つITシステムの営業やIT企業への人材派遣業務など、可能性が1%でも感じられる「IT」関連企業を手当り次第に受けに行きました。

 

一応12年大手に入る旅行会社で働いていましたし、職務経歴書もそれっぽく書いていたので、ありがたく面接はしていただきました。

が、尽く惨敗

まあ、当然の結果です。

 

浅はかな考えで、ただ単に「IT」志望。

これでは志望動機に熱も入らなければ、話していて支離滅裂。そりゃ落ちます。

完全に僕の考え方の問題です。

「やりたいことがない」ことが一番の要因であることは明白でした。

旅行会社は武器がない

Steve BuissinneによるPixabayからの画像

重ねて言います!僕の意見です。

そして、前述のとおり旅行会社からITという異業種に転職するという話です。

 

僕のいた旅行会社から転職する人は大半が人材紹介系の企業でした。

転職が今や当たり前になりつつある昨今。

メディアでも様々な人材紹介会社が広告されています。

僕も何社か人材紹介会社を受けました。

 

旅行会社の人間がITシステムや総務や経理でない限り、活かせるスキルは「旅行の知識」「WEBマーケティング力」「マネジメント力」「販売の実績」「調査、分析力」「関係機関、社内との連携」といったところでしょうか。

 

こうしたスキルから自分の実績に照らし合わせアピールしていくわけですが、34歳ではこれらのスキルは持ってて当たり前

これらの実績に至る「プロセスをどうアピールするかが大事」という意見もあります。

 

しかし、そもそもベースが弱いのです。

同じ旅行業界に転職するなら通用するかと思いますが、異業種に転職するには、かなり大きな実績(国の事業での成功や社内実績1位など)や強い志望動機、根拠のある活かせるスキルがないと箸にも棒にもかからないと僕は実感しました。

 

だから、間口の広い「未経験歓迎」の人材紹介会社に転職する、しかないのだと。

 

実際に、ただでさえ低い給料をさらに下げて人材紹介会社に転職する先輩や後輩を見ています。

人材紹介会社を悪く言っているわけではありませんよ。

実際に僕は落ちましたし!

ビズリーチに行き着くまでの道のり

「プログリット」との出会い

短期で伸びる英語コーチング「プログリット」を皆さんご存知でしょうか。

簡単に言ってしまうと「ライザップ」の英語版ですね。今やライザップも英語コーチング事業を展開しています。

 

僕は去年2019年に英語コーチング「プログリット」に入会していました。この結果についてはまた別の記事でご紹介します。

 

僕を担当していた先生から「なぜ英語を学ぶのか」という質問を受け、僕は「英語力を伸ばし、転職につなげたい」と答えました。

ちょうどその頃、「プログリット」が新たに人材紹介事業を展開するという話をいただき、その課の方に僕を紹介してくださったことで転職活動支援も同時にお願いすることになりました。

 

プログリットさんとしても新規事業として実績を出したいところだと思いますので、対応がとても親切で職務経歴書の書き方など親身に相談に乗っていただいたのは印象的でした。

 

プログリット紹介の企業に何社か面接を受けに行きましたが、結果は全敗。

まあ、初めはこんなものか。当時は簡単に考えていました…

 

僕が希望する職種はもうありません。ネタが尽きました…というところまでいって、その後お互い連絡がなくなっていきました。

 

「プログリット」も事業を始めたばかりということもあってか、紹介件数はそこまで多くはないというのが実感です。

ホームページにも特に転職支援についてのページは見当たりませんし、今後に期待ですね。

 

大手の人材紹介会社4社に登録

プログリットさんを終えた後、意を決して大手の人材紹介会社に登録しました。

私が登録したエージェントは「リクルートエージェント」「パソナキャリア」「DODA」「エンエージェント」の4社。

 

プログリットの経験も活かした上でそれぞれの会社でヒアリングをしていただき、第二段階のスタートです。

しかし!ここでも僕は考えを改めませんでした。

大手なら多くの企業を紹介できるだろうと、同じくIT業界を狙い、アドバイザーの方に反対されても無駄な戦いに臨みました。

 

結果はご想像の通り、全て惨敗です。

心折れそうになった面接

転職活動はとてもいい経験になりました。

色々な会社があり、今まで自分が働いてきた世界とはまた違う世界があることを知り、とても有意義な時間でした。

また、転職活動にあたって、多少なりともその会社のビジネスを把握し、その業界のことも勉強して臨むので、必然的に知見も広がります。

 

しかし、僕は無駄な戦いばかりしていたので、中には圧迫面接もあり、何度もくじけそうになりました。

 

本当に心折れそうになり、東京駅の路地で座り込んだこともあります。

あの時の夜空は今でも忘れません。

 

転職活動と仕事の両立

仕事をしながら転職活動をするのはかなり大変です。

僕は上記の通り4社登録していたので、仕事中もひっきりなしに連絡が来ます。

当時前職の旅行会社ではまだフレックスでもなければフリーアドレスでもなかったので、基本的に席にいないとおかしいという風習です。

 

ですが、僕は一切気にしません。連絡が来ては席を外し電話しました。

そのうち後輩から怪しまれ、ある一定の人達には僕が転職活動をしていることに気づかれました。

 

転職活動のタイミングは重要です。僕は異動したてのタイミングでした。

面接が決まれば基本的には平日です。

フレキシブルな働き方ができない会社だと難しいと思います。

今の仕事量も鑑みないと、まともに転職活動はできないので、転職をしようと決めた方は予め環境も整えておきましょう。

 

でないと仕事を優先することで、だんだんと転職活動をしなくなり、

結果、「やっぱり今のままでいいかな」と活動をやめてしまう結果となります。

実際に僕が何度もなりかけました。

半年間やっても成果が出ない転職活動

無駄な戦いだったかもしれませんが、それなりに試行錯誤して臨んだ転職活動も気付けば半年を過ぎていました。

 

自分の考えが間違っていたとしても、さすがにここまで自分が受け入れられない人材だと突きつけられるのは精神的にかなり参りました。

 

仕事終わりに週に3日は面接に行っていたと思います。体力も精神も限界に達していました。

本職も疎かになってきますし、本末転倒とはこのこと。

 

各社のアドバイザーの方もネタ切れで放置状態です。一旦、転職活動をストップしようと決めました。

ビズリーチに救われた転職活動

 

一旦ストップとはいっても気持ちは焦っています。このままではいけない。

転職しなければ!

もう大手エージェントもネタ切れ状態。

ここで新たに僕はビズリーチに登録しました。しかも有料会員として。

最終章・第三段階の始まりです。

選ばれた人だけのハイクラス転職サイト【ビズリーチ】
ビズリーチは、管理職や専門職、次世代リーダー、グローバル人材などの即戦力・ハイクラス人材に特化した、国内最大級のハイクラス転職サイトです。

 

初めは期待はずれだったビズリーチ

ビズリーチのホームページには「国内最大級のハイクラス転職サイト。あなたの経歴に合ったスカウトが大手企業・ヘッドハンターから届きます」とあります。

 

確かに届きます。

しかし登録したての頃は、企業から届くのはスカウトではなく、大手エージェントと変わらないヒアリングからの企業紹介なのです。

 

これってスカウトではないですよね。

第二段階に戻っただけではありませんか。

皆それぞれヘッドハンターという名前が付いているので「ついにスカウトが来たか!」と思います。

 

違うのです。

ただ単に人材紹介会社をつなぐだけのツールに過ぎない。

このビズリーチ自体はアドバイザーもいなけりゃ、大手エージェントより使い勝手が悪いじゃないか。

これが初めの感想でした。ようするに勘違いですね。

ただのプラットフォームでした。

諦めて海外へ逃避行まで考えた

まさに八方塞がり。もう術はありません。

もう気力もなく、血迷い、自分はもう海外に行くしかないと思い始め、留学やマレーシアでコールセンターの道を模索しました。

もしあのまま海外に行っていたらキャリアは完全に失われていたと思います。

そもそもお金がないので留学なんてできるわけもありませんでしたが…

 

最後の決め手となったビズリーチのスカウト

そんな時、ビズリーチ内で今の社長からスカウトを直接いただきました。

元々海外志向が強かったので、上海赴任の話もトントン拍子に進み、晴れて採用です。

Katia StukotaによるPixabayからの画像

最後に

ビズリーチに救われたわけですが、率直な感想としてサービスには疑問です。

ようは運任せ。

社長の目に留まるかどうかに全てがかかっています。

 

しかし、社長が直々に見に来れるプラットフォームもそうありません。

転職したい方は、とりあえず登録しておくことをおすすめします。

 

釣りと一緒でかかれば転職成功といった感じです。

まあ、転職も結婚と一緒。

運命です。

 

ここまで長いこと経緯を書いてきましたが、非常に労力のいる転職活動でした。

僕の転職活動の方向性は無駄なものばかりでしたが、この経験は無駄ではありませんでした。

今はコロナの影響によりまた状況は大きく変わっているかもしれませんが、この経験が誰かの参考の一つになれば幸いです。

それではまた!

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