【泣いた】『そして、バトンは渡された』読んだ感想

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読書
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みなさんこんにちは

今日は『そして、バトンは渡された』を読み終えたので、感想を書いていきたいと思います。

 

大まかなストーリーとしては、女性の主人公の目線で話が進行し、その主人公は何度も親が変わっていくというもの。

 

まず全体的な感想としては、まあまあ面白かったです。

最後は通勤電車の中で泣きましたし。

 

印象に残ったことを書いていきたいと思います。

 

まず、主人公の親が何度も変わっている優子さん。

普通こんなに親が変わっていて、いわゆる世間的に普通ではない家庭環境の子って大概グレませんか。

でも、この優子さんは強くて、この状況を「不幸ではない」と言い切るという、素晴らしい人間性の持ち主。

 

実は僕も片親で母に育てられました。

学生の頃は夜な夜な親がいない友達とつるみ、塾にも行かずブラブラしていた頃がありました。

僕は母にブチ切れられて、何とかグレずには済みましたけど、友達は不良化していきました。

 

なので、家庭環境が複雑だと、その子供は必ずではないにしても、グレやすいと思います。

僕の好きなHIPHOPアーティストのZORNさんも家庭環境がカオスで相当警察のお世話になったようですし。

 

でも、この本の主人公はそんな様子も全くなく、とてもいい子。

まずこれに驚きました。

それは、どの親もしっかりと優子さんを本気で愛していたからだということだと思います。

 

あとは学校など、家庭以外の環境も影響しているかもしれません。

物語の途中で、主人公の優子さんが友達から無視されてしまうことがあったのですが、それでも優子さんが非行に走らなかったのは、その土地の、学校の全体的な良い環境があったからではないかと思います。

 

僕の中学校は、入り口の門で不良グループがたまり、挨拶しないと翌日、いやへたしたらその場でボコられます。

もし、物語の中の学校もそんな環境だったら、優子さんもさすがにグレてたんじゃないかと思うのです。

 

まあ、何が言いたいかというと、

そもそも優子さんの生まれ持った真の強さ、人柄の良さが備わってはいるものの、やっぱり血は関係なく、子供を愛してくれている親の存在、そしてその周りの環境が良ければ、仮に親が変わろうが、優子さんのような人生を送れるんだなって感じました。

僕は、たまに自分のこう、理屈っぽいところとか、他人と比較して、「どうせ幸せな家庭で何も考えずに育ったやつには分からない」って皮肉な精神になることがあります。

でも、優子さんは僕以上に複雑な環境で育ってきたのに、こんなに強く幸せを掴みました。

僕も優子さんの精神を見習わないとです。

 

最後は結婚式のシーンで、目線が優子さんから最後のお父さんである森宮さんに切り替わります。

僕は、このシーン、とても感動して電車の中で涙しました。

マスクを目の下まで覆い隠し、涙が流れるのを周りの人に気づかれないように努め、それでも鼻水はマスクに付いて、もう大変でした。

 

この最後のシーン、とても感動しましたが、僕は誰の目線で読んでいたのだろうと思いました。

森宮さんの視点か、それとも優子さんの視点か。

 

まあどちらでもとにかくこの最後のシーンはとても感動しました。

 

朝っぱらから電車で、仕事に行く前に泣くというのはどうかと思いますが、

でも、ただ電車の中の広告を見てボーッとするより、殺伐とした電車内で読書をすれば、何もしないより充実した朝が送れると、改めて感じました。

 

映画はどういう感じなんだろう。

どういう明確なメッセージがあるんだろう。

レンタルが始まったら是非観てみたいです。

 

ちゅん

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