【とにかく辛い】「52ヘルツのクジラたち」読んだ感想

スポンサーリンク
読書
スポンサーリンク

みなさんこんにちは。

 

先日、「52ヘルツのくじらたち」を読みました。

この本、先日読んだ西加奈子さんの「夜が明ける」と同様、かなり暗い話でした。

西加奈子さん『夜が明ける』読んだ感想
みなさんこんにちは 昨日、西加奈子さん著の「夜が明ける」を読み終えたので、感想をネタバレで書いていきたいと思います。 僕は西加奈子さんの作品が大好きで、「サラバ」からハマりました。 全部の作品を読んでいるわ...

 

僕はミーハーなので、この「52ヘルツのクジラたち」が店頭に並んでいて、ちょっと気になったので読んでみただけですが、ここまで暗い内容だと思いませんでした。

 

何だろう、最近とてつもなく暗い本に出会います。

でも、読んでよかったと思います。

感動とかではなく、この辛い物語を知っておいてよかったなっていう、感想です。

読むべくして出会った、みたいな感じがしました。

 

西加奈子さんの「夜が明ける」でもそうでしたけど、毎回こう辛い物語を読むと

「自分より辛い人がいるんだな」と思わせてくれます。

 

自分も片親で、寂しい時期がありました。

グレる、というか悪い道に外れてしまいそうになることもありました。

でも母の厳しい指導があって、今があるのでとても感謝しています。

なので、この物語に比べたら、僕なんか全然幸せな家庭でしたが、この主要な二人の登場人物の境遇に対して、何となく共感できるなと思う部分が多かったと思います。

 

52が「キナコ!」って叫んで、貴瑚と抱き合うシーン。

ここを読んでた時、僕は日暮里舎人ライナーの車内だったのですが、泣きました。

 

それから、すごいのは町田そのこさんというこの著者。

なんでここまで辛く悲しい、リアルな物語が書けるのか。

そしてその辛い状況に対して、「確かに」と思えるようなメッセージを書けるのか。

どんな経験をしてきたら書けるのか。

とてもこの町田そのこさんに関心が湧きました。

 

毎回こういう辛い物語を読んで思うのが、得てして問題は親にあるのだなと。

僕もいつか、というか近いうち親になるかもしれないので、

この物語の親のようにならないように気をつけなくてはと思います。

 

とにかくこの本、多くの人が読むべきだと思います。

両親がいて、いわゆる普通の、順風満帆な暮らしをしてきて、近しい人の死も知らずに何も考えずに日々生きてる人は読むべき本かと思います。

こうやって辛い人生を生きてる人のことを少しでも知れる、体験できる、とてもいい本だと思いました。

 

ちゅん

コメント

タイトルとURLをコピーしました